金融のプロが見た ベンチャービジネス 「成功と失敗」の分岐点
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銀行の部長が記す、行内向け分析資料の感・・。 |
銀行の上位役職者が書いた、というのが随所に出ている。
恐らく、部下から上がった報告、組織に残る各種レポートを
題材にしている感が強く、実体験に基づいている印象は持てなかった。
3つの基本戦略の応用も無理がある。そもそもポーターは世界・経済
・政治などのマクロからアプーチしてしており、売上数千万〜
10億程度のベンチャービジネスの成功を論ずる枠組みでは無い。
終盤の9章、10章の指摘は参考になる点あり。
銀行の実務・常識をベースにした方、特に40〜50代の方には
興味深い書籍であるように思うが、学生・起業家予備軍・その他
20〜30代にとっては、やや期待と異なるのではと考える。
その理由は、取り上げた85の事例の規模や業歴が今日でいう
ベンチャー、少なくともネットを用い書籍を買う層の大半が
思い描くベンチャー像と大きく異なっている点にあるからだろう。
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ベンチャー企業をお考えの方へ |
この本はかの有名なハーバードビジネススクールのマイケル・ポーター氏の3つの基本戦略といった観点より、著者松井氏が実際に融資を行った企業を分析しているといった内容です。
1、2章で現在のベンチャー企業の情勢と基本戦略の解説を野球の例に置き換えて紹介して、3章以降で松井氏が85件もの事例を分析しています。
ベンチャー企業のサクセスストーリーをその企業の社長が書いている本はよく見かけますが、この本の良いところはあくまで客観的に同一の観点より分析しているところだと思います。
私は、特に失敗事例を分析しているところが、他の本には無くかなり勉強になったと思います。
ベンチャーをお考えの方、もしくはもうやっておられる方にはお勧めの一冊です。
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起業をお考えの人に |
この本は、ご存知の方も多いとは思いますがハーバードビジネススクールのマイケル・ポーター氏の3つの基本戦略という観点より筆者松井氏が実際に遭遇したベンチャー企業の成功例、失敗例を客観的に記述してあります。
私が良かったなと思う点は、ベンチャー企業の経営者が自社のサクセスストーリーを自伝風に記述してる本はよくあるのですが、この本はあくまで客観的な視点で筆者がベンチャーキャピタルという立場より体験した事例を成功例だけでなく失敗例まで分析しているところだと思います。
現在、ベンチャー企業をしておられる方、またはお考えの方にはその失敗事例から学ぶことは多いのでは。
この本により、日本(特に中小企業の多い大阪)で成功するベンチャー企業が増加し経済が活性化することを懇願します。


