成長するための株式公開入門―ベンチャー・キャピタリストがすすめる
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具体的な手順、ポイントがわかる!! |
本書の著者は、ベンチャーキャピタリストとして豊富な実績を有する方であり、株式公開に向け、ベンチャー企業がなすべきことを具体的に記
している。
本書の最も優れた点は、一般論に終始していないことではないだろうか。このような書籍の多くが、「単なる手順書」になっているのに対し、
本書は、経営者の立場から「なすべきこと」を具体的に記述している。
特に、ベンチャー企業の経営者の多くは、極めて多忙であり、全ての事項に直接関与することは難しいと思われるが、本書では、経営者が直接
対応すべき重要な事項、気を付けなければならないポイント、経営者が直接タッチする必要のない事務的事項を整理して記述しており、実務の
効率性を高め得る内容を有しているのではないかと思う。
また、適宜実例が示されていることも評価に値する。株式公開を達成した実例のドキュメントを紹介するだけではなく、主幹事証券会社や監査
法人などの指摘に対する具体的な対応策を紹介するなど、実務書として有用な書籍だと認識する。

