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僕はこうやって11回転職に成功した

僕はこうやって11回転職に成功した 人気ランキング : 107,267位
定価 : ¥ 1,500
販売元 : 文藝春秋
発売日 :2002-05-28
発送可能時期:通常24時間以内に発送
価格: ¥ 1,500
転職の快感はだれにでも?

著者は資産運用部門の専門家にして終身雇用業界の異端児、いや転職市場の先駆者に評価替えが行われたマルチニホンジンである。
しかし、アグレッシブなマネーハンターではなく、右肩上がりの上昇志向人間でもなく、いつも自分に正直になって進路を考えてきたら、いつの間にか11回も曲がり角を曲がっていたという感じである。
自分の転職歴を客観的に振返り、事実が淡々と語られていく。転職のハウツーも盛り込まれており参考になる。
波乱万丈の転職人生を期待する読者には向かない本ではある。

サラリーマンより評論家か大学教授に向いているのでは?

前半は面白かった。後半は不愉快だった。著者は4回目の転職までは、各部署で実績を上げ、前向きな転職をしてきたと思う。しかし5回目から11回目の転職は、専門外の仕事(セールス等)のせいもあり、また在籍期間が1年未満の場合も多く、着任後から次の転職活動まで6-8ヶ月間しかなく、全く成果を上げていない。5回目以降の転職理由は、上司間の不和や仕事が合わない等で、前向きなものなない。果たしてこれは成功と言えるものなのか?
確かに収入面では凡庸な人が望むべくもない高収入を得ているが、その報酬に対して、著者は一体何をしたか記述はほとんどなく、正義漢的な発言が随所にある割には、評論家的に距離を置いて会社や同僚を非難するだけで、問題点に関与し自ら手を汚して問題解決をしていない??全てにおいてよく良心が咎めないなと呆れる。私が経営者なら全くの採用失敗と思うところだ。結局、筆者の転職を可能にしたのは副業としての文筆業によるネームバリューであって、筆者を抱えることになる会社の名前が広告されるメリットがあるからではないか。転職先も業界トップ・ティアーの先はない。上記の理由により5回目以降の転職は普通の人にはほとんど参考にならないだろう。
著者は「ファンドマネジメント」など資産運用で理論的な啓蒙書を早い時期に出している点尊敬していたが、本書を読んでがっかりした。業界の暴露本としては貴重で、すごい人であることは間違いないが、後半の紙面は惰性で書かれたようで知的刺激は受けなかった。会社勤めよりも得意な理論を活かしての大学教授かコンサルタントの方が向いているのでは。

前半はまあまあだが後半は単なる自慢話

転職で思うところがあった時にこの本をつい手にして購入しましたが、
正直な感想はタイトルの通りでした。金融与太話として読むのなら
いいかもしれないですけど、転職を考えている人が読んでもあまり
参考になりません。
筆者の転職は証券業界の好景気のなせる技であって、証券業界の
氷河期に業界のトップクラスの企業に転職を成功させているわけでは
無いので、この話を真に受けて転職を夢見るのは如何な物かと思います。
日本の大企業に巣食う官僚的体質といった病理を具体的に書いているのは
その中にいる自覚ある人間にとっては当たり前の事ですけど、あまりその
ような事実を目の当たりにしていない読者にとっては、具体的描写なので
判り易いと思います。
転職本だと思って買うと!大いに後悔します。この本を読んでも転職への
指針にはなりません。また、金融界の転職状況がこんな甘いものでは
ありません。誤解されるのも困り物ですね。

転職の倫理と論理。そしてバブル経済の裏面史

転職を通じて得たものは何か。最大のものは自由である、と筆者はいう。より好ましい仕事をする自由、発言をする自由。結局のところ現実生活との制約の兼ね合いもあり、その自由は本人の実力相応にしか実現しないものだ、と。転職はその自由を実現するための手段である・・・。
ファーストキャリアを選ぶにあたってのポイント、最初に転職するに際してのポイントは何か、そして外資にいく場合は?不運にしてリストラされたり倒産した場合は?という具合に、仕事を変わる際の一通りの事例についてのヒントが記されており、その意味での期待を本書は裏切らない。既に何人かのレビューアーが指摘しているように、金融という限られたフィールドであることを割り引くにしても。中途半端な「面接対策本」よりはよほど職業選択のヒントになることは間違いない。
さて、本書の魅力は何といっても金融の現場、バブルの生成と崩壊を現場からリポートしていることだ。何しろ、証券会社での利益操作に憤り、悪名高い「Qレシオ」を徹底批判することで株価が不当に高いことを論じたり、損失補填を内部告発。果ては山一證券で自主廃業まで経験するのだ。目の当たりにした理不尽な(しかし愚かな)エピソードへのコメントから、著者の爽快な倫理観が垣間見られて小気味よい。
実践へのヒントにするもよし、経済史の本として斜め読みするのも一興だ。

おすすめ05-14

11回も転職に成功した筆者が転職に至った理由及び転職活動の
具体例を書いている。そして転職は以外に簡単だからがんばれと
エールを送るものだ。
しかし、筆者は各金融機関において非常に高い成績を上げている。
運用成績はよいし、経営方針について社長に意見をいえるほど
精通している。能力的には普通のサラリーマンとは比較にならない。
また、退職金・給与についても述べられているが、金融業界ということ
を考慮しても高すぎる。恐らく筆者は、メーカー勤務の方と比べて
生涯賃金は3,4倍を稼いでいるだろう。
筆者の例はエリートのレアケースである。万人向けではないが、
11社の会社説明は詳細でありその点は大いに参考となる。

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