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大事なことはみんなリクルートから教わった

大事なことはみんなリクルートから教わった 人気ランキング : 31,140位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : 雷鳥社
発売日 :2001-11
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価格: ¥ 1,575
まあまあですね。

「リクルートでのアルバイトの経験では現場はけっこうひどいなと思いま   したね。こんな若造にこんな商品を売らせるって、なんて荒っぽいんだ   ろうと。素人に情報誌の広告営業をさせるのと同じ感覚で、回線を売ら   せる。回線リセールは専門性が必要でしかも広告営業と違って、注文を   とって終わりではなく、回線をつないでからの技術的なフォローも必要   なんです。フロー型ではないストック型のビジネスをアルバイトにさせ   てしまうんですからね。」   個人的にもこれに似た経験があるんで、けっこう内容についてもうなず   ける部分が多かったですね。   リクルートがどういう企業なのか、そこで働いている人がどういう人な   のかを知るには本書がいいのではないでしょうか。

どうしてスゴイのか

リクルートという会社がスゴイのはみんな知っている。どうしてスゴイことが出来るんだろうって思うと、答えがここに書いてありました。スゴイところのある人間をスゴイ情熱を持って採用する。会社は人なんだって、本気で思っている。だから入社してからも、頑張る仕組みがたくさん仕掛けられてる。アメとムチなんだけれど、どこか違う。それはインタビューを受けている人もリクルートをやめた人が多いけど、やめる自由も、それを快く送り出して、その先も仲良くお付き合いしちゃう柔らかさも、みんな持ってるのがリクルートだから。この会社は「本気の大切さ」を伝道しているんじゃないかと感じた。

古き良き時代(?)のリクルートOBの賛歌

リクルート事件以前の、かつて大量採用していたときに入社した人達が、
過去を懐かしみながら述べた本。今は創業者の江副氏がいなくなり、
大企業病が蔓延されているだろうと思われる中、果たして過去のパワー
が今もあるのだろうか?
リクルートには現在、VIP待遇のフェロー、キャリアの正社員、
準キャリアの契約社員(Career View制度)、ノンキャリアのA職、
外人部隊の業務委託というヒエラルキーが存在していて、
ノンキャリアのA職(アルバイト)は悪く言えば使い捨てソルジャー
である。しかし、リクルートほど厚待遇のアルバイトもない。
アルバイトなのに昇給・賞与・社会保険完備・交通費全額支給(しかも
営業でタクシーを使っても支給される)・年1回の健康診断もあり、
能力においても条件においても、他社の正社員や契約社員に匹敵する。
「昔は日本興業銀行、今はリクルート」と言われるほど、他社にも優秀な
人材を輩出していて、人材輩出企業の役割を担っている。
リクルートの強さを知りたければ、正社員は無理であってもA職なら
入社ち?るのにそんなに難しくないので、リクナビNEXTなんかを
チェックして一度内側に入ることを薦める。日本の企業の中でも
本当に変わった企業文化を持っているから。悪く言えば、「リクルート
の常識は企業の非常識」といったところか。。

人事の神様

採用活動に少し携わったことがある。
そのとき人事の担当者が、ぼそっと
「リクルートってスゴイんだよね。人事システムが、これでもかって会社の都合の良いようにできている。なのに、若くして会社を辞める(辞めさせられる?)人とか、期限限定付きでかなり過酷な条件であっても・・・「リクルートという場所で勉強させてもらった!、卒業したんだ(辞めたんじゃなくて!)」って、みんなが思っているんだよね。
「リクルートに入って、社長を目指そうぜ(=若くして辞め(笑))」って、口説かれると、優秀で自負のある学生は、みんなそっちに流れてしまうんだよね」って。
商品が情報であり編集であるというマーケットの特徴もあるのだろうけど、これだけ信じられない労力とお金を@採用にかけて、しかも入った社員がAものすごく競争的に駆り立てる仕掛けがある会社はないだろうねぇ。(過労死はなかったのだろうか?)ただし、やる気と体力に溢れる若者にとっては、これほど最高にすばらしい会社は、たしかにないだろう。共同体社会のなあなあ企業が多い日本社会の中でも、これほど自由競争的な仕組みを維持している組織があるのは、すごいことだと思う。
でも、この採用システムは、ここでインタヴューを受けている人たちの若かりし頃のものだ。今は時代も違う。ダイエーの資本もなくなったし・・・これからのリクルートのシステムに注目ですね。

絶対にまねできない、成功の秘訣

リクルートが人材輩出企業であることに反対する人はいないであろう。
その秘訣を求めて、この本を買う。
結論は。
@優秀なヤツを多額の採用費を掛けて、いろんな手を使って採用する
Aそいつらが燃えて仕事が出来るような装置をしかける(お互いに?)
ということ。
 もしかしたら、一発当てたお金を持っているベンチャーなら同じようなことが出来るかもしれない。しかし、ある一定以上の規模、あるいは上場などのある一定の基準以上の会社にとっては絶対にまねできないと思う。採用方法の透明化が迫られ、財務に対するアカウンタビリティが強く求められ、経費削減の圧力が強いこのご時世、どうやって真似できようか?こんな豪快なやり方、今時ありえるだろうか?
 結局、「リクルートってすごかったんだなー」と思っただけであった。

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